ながさきのお茶の葉とびわの葉の不思議な出会い!!世界初の混合発酵! Wonder Leaf (ワンダーリーフ)

開発の経緯

ワンダーリーフ商品化までの経緯

1.ワンダーリーフの概要

・農林技術開発センターと茶業研究室が開発したびわ葉と茶葉を原料とする新規の混合発酵茶
血糖値上昇抑制、中性脂肪や体脂肪の低下機能を有し、これらの機能に由来する成分や製造法について国内及び国際特許を併せて9件出願、H22年10月までに5件が登録査定
・ 県と大学の研究について、H18年4月に県知事が記者発表

2.研究・開発状況

・H17年度~22年度、科学技術振興課を中心として長崎県、県立シーボルト大、長崎大学、九州大学による新規商品化を目指した研究プロジェクトを展開
・ 日本栄養・食糧学会等で、成分や機能性について多数報告

3.リーフ茶商品(商品名「ワンダーリーフ」)の販売

・「高機能発酵リーフ茶商品化推進会議(H21年2月~、座長は農産園芸課長)」での販売方向の検討。
・H21年6月、県内の茶生産者が「ながさき高機能茶有限責任事業組合(以下、LLPという。)」を設立し、研究・開発者から特許技術を移転
・H21年7月、始めての製造を開始
・商品化・販売について、H21年9月14日に記者発表
H22年10月1日から県内を中心にスーパーや茶販売店約200店舗で販売開始。県内茶販売業者4社と「ながさき茶ネットワーク」で構成する「ながさき高機能発酵茶普及促進協議会(以下、協議会という。)」での販促を展開
・H22年2月、「第41回長崎県特産品新作展」菓子類・酒類・工芸品部門において「最優秀賞」を受賞。
・H22年4月7日から60P入り商品の販売を開始。
・H22年9月、研究・開発者とLLP、協議会が合同で商品特徴に関する研修会を開催
・H22年10月、研究・開発者とLLP、協議会の各代表者が福岡市で開催された「九州沖縄地域マッチングフォーラム2010(主催 農水省ほか)」で講演し、6次産業の優良事例と高評価を得る。
・H22年10月、「第4回国際お茶学術会議」にて研究・開発者の県立大学が「中性脂肪、体脂肪減少の作用メカニズム」により、効能部門おけるポスター発表賞を受賞
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開発者より

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ワンダーリーフに関する特許登録

◎特許登録…5件
1.「茶の原料葉とビワ葉の揉捻加工による発酵茶および発酵茶に含有される抽出物を有効成分とする組成物」(日本・中国)
2.「発酵茶」
3.発酵茶葉、発酵茶葉および飲食品(日本)
4.発酵茶葉、発酵茶葉抽出物、血糖値上昇抑制用組成物および飲食品(中国) 他、4件出願中

ワンダーリーフに関する学会発表

1.題 目 混合発酵茶による内臓脂肪減少およびトリグリセリド低下作用に関する研究   
発表者 越前佳恵、池田郁夫、都築 毅、田中一成、田丸靜香、宮田裕次
学会名 第63回日本栄養・食料学会大会、p170、長崎、2009年

2.題 目 混合発酵茶のラットとヒトにおける体脂肪および中性脂肪減少作用
発表者 田丸靜香、田中 隆、松井利郎、宮田裕次、田中一成
学会名 第62回日本栄養・食料学会大会、p159、埼玉、2008年

3.題 目 番茶生葉と枇杷葉による混合発酵茶のヒト血糖値、血清脂質および体脂肪に及ぼす影響
発表者 近藤美穂子、水谷美幸、宮田裕次、玉屋 圭、西園祥子、田丸靜香、田中一成
学会名 第61回日本栄養・食料学会大会、p102、京都、2007年 他、多数
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●論文タイトル

Hypotriacylglycerolemic and Antiobesity Properties of New Fermented Tea
Product Obtained by Tea-Rolling Processing of Third- Crop Green Tea(Camellia
sinensis) Leaves and Loquat (Eriobotrya japonica) Leaves.
三番茶葉とビワ葉を用いた混合揉捻発酵茶の降中性脂肪血漿と抗肥満作用

●掲載した学会誌

Biosci. Biotechnol. Biochem., 74, 1606-1612(2010).–

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